地元ライター記事

2023.11.28

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【郡上・せせらぎ街道】郡上を巡るドライブコースを体験

車で郡上八幡観光に出かけるなら、セットで訪れたい場所「せせらぎ街道」。長良川の支流はじめ3つの川を辿りながら山間部を抜けていくこのルートでは、岐阜の大自然が織りなす四季折々の風景を楽しむことができます。

郡上「せせらぎ街道」を走るドライブコースを体験!

せせらぎ街道とは、郡上市と高山市を結ぶ岐阜を代表するドライブコースです。郡上八幡を起点とするこの街道は吉田川、馬瀬川、飛騨川と3つの清流沿いに延びており、その名の通り川のせせらぎを感じながら車窓からの景色を眺めることができます。城下町から高原へ、さらに白樺やカラマツの森へとゆっくり標高をあげていく自然豊かなこのルートは、四季を通して訪れるドライバーやライダーを楽しませてくれることでしょう。今回はそんな魅力満載のせせらぎ街道の入り口、郡上エリアを山々が徐々に色づきつつある秋晴れの日にドライブしてみました。

郡上の街中

郡上八幡城の城下町として栄え今も町並みにその面影を残す郡上八幡。数多くの登録有形文化財を有し人気の観光地となっています。まずはそんな人気の観光スポットを通り抜けて行きます。

町の真ん中を流れるのは清流「吉田川」。長良川最大の支流で岐阜県屈指の透明度を誇ります。名水の町郡上八幡を代表する風景のひとつですね。

川にせり出した家々が所狭しと軒を並べています。これも郡上八幡ならではの風景。

せせらぎ街道をドライブ

城下町を抜けここから本格的にドライブスタートです。しばらくは人里の中を進みますが、徐々に見渡す限り山と川だけの景色へと車窓からの眺めが変化していきます。

街道沿いにはところどころに駐車スペースが設けられていて車を停めて休憩している方もちらほら。車を降りると川のせせらぎが聞こえてきて心地よいです。

道の駅で休憩

郡上八幡から明宝(めいほう)に入ったところで、道の駅明宝 磨墨(するすみ)の里公園に立ち寄ります。

駐車場の真ん中にそびえるこの像は名馬・磨墨にまたがる梶原景季(かじわらかげすえ)。源頼朝に仕えたこの武将の愛馬・磨墨の故郷がここ明宝だと言われており、それが公園名の由来だそう。

地酒『母情(ぼじょう)』に、郡上の天然水で練りあげた『わらびもち』など物産館には地域の特産品やお土産がズラリ。見ているだけで楽しくなります。

物産館内には野菜の直売所もあり地元で採れた新鮮な季節の野菜が並びます。

平飼い地養鶏で有名なコケコッコ村のたまごも取り扱っていたので、お土産にひとつ買っていきました。

道の駅構外にはめいほう名物明宝ハムの直売所「明宝ミート」や、おにぎりバー「おに助」など飲食店がずらりと並んでいます。天気も良いので今回はテイクアウトにして、ウッドデッキテラスで味わうことに。

にぎりたての新米おにぎりと明宝フランク、いただきます!
吉田川のほとり。上流へ行くほど透明度を増します。

公園内には吉田川が流れる里山を散策できる散歩道もあり、水遊びもできるようです。夏の暑い日などは絶好の避暑ポイントになりそうですね。

住所〒501-4301岐阜県郡上市明宝大谷1015
電話番号0575-87-2395
営業時間平日9:00〜18:00 土日祝8:00〜18:00
※テナントは店舗によって異なる
定休日年中無休(臨時休業あり)
※テナントは店舗によって休業日あり
駐車場普通車120台 大型車4台 身障者用2台
バイク駐輪所(屋根付き)自転車駐輪所
アクセス名古屋方面より
【東海北陸道】郡上八幡ICより国道472号線
高山方面より
国道472号線経由
公式サイトhttps://www.meiho-masters.co.jp/

せせらぎ街道でランチ

お昼が近くなり、そろそろお腹も空いてきたのでお昼ごはんが食べられるところを探すことにしました。

料理旅館みずかみ

ランチに立ち寄ったのは「料理旅館みずかみ」。せせらぎ街道から脇に逸れて少し進んだところにあります。

入り口には縁起物の南天玉(なんてんだま)が飾られていました
鶏ちゃん(けいちゃん)
日替わり弁当(平日限定)

人気メニューは郷土料理の鶏ちゃん(けいちゃん)定食。鶏肉とキャベツやもやし、季節の野菜に特製のタレを絡め、鉄板やジンギスカン鍋などで焼きながら食べるこの料理。味噌味、醤油味、塩味など地域や家庭、お店によって味付けや作り方も違うのだそう。「みずかみ」では鶏ちゃんはお店で焼いてもらうか、材料を受け取って自分で焼くか選ぶことができます。焼きたての鶏ちゃんは香ばしく野菜もシャキシャキでとても美味しかったです。

住所〒501-4303岐阜県郡上市明宝気良105
電話番号0575−87−2136
営業時間(ランチ)11:30〜14:00
定休日火曜日
※都合により休業の場合有。事前にお問い合わせください。
席数6人掛け席6 10人掛け席1
駐車場15台
アクセス東海北陸自動車道郡上八幡ICより車で20分
公式サイトhttps://m-i-service.net/mizukami/

温泉でのんびり

ドライブ旅もそろそろ終盤。旅の締めくくりとして温泉でのんびりすることに。せせらぎ街道近くに日帰り温泉施設があったので立ち寄ってみました。

明宝温泉湯星館

郡上の端っこ、めいほう高原エリアにある天然温泉「湯星館」(ゆせいかん)。アルカリ性弱単純放射能温泉というこの立ち寄り湯の泉質は、身体に優しく日頃の疲れを癒やしてくれます。

まわりを自然に囲まれた湯星館。紅葉シーズンはとても賑わうそうです。訪れたときは向かいの山が少しづつ色づき始めたくらいだったのですが、一面広葉樹なのでシーズン最盛期はとても美しいでしょうね。

雄大な自然に囲まれた露天風呂。春は新緑や秋には紅葉、夜は満天の星空、そして冬には雪景色が楽しめます。ロケーション最高な広い湯船に浸かっていると、ついつい長湯してしまいそうです。

広々とした店内。大きな窓の外には一面に大自然が広がります。お風呂上がりにゆっくり食事したいですね。地元メニューも豊富で、明宝ハムのステーキや鹿肉のジビエ料理も食べられます。

毎日浴槽の湯を入れ替え新鮮なお湯を提供できるほど豊富な湯量が自慢だそう。そういえば外に温泉スタンドもありました。温泉の温度を保つため使用しているボイラーはなんと木質バイオマスボイラー。明宝の山の間伐材を使いCO₂の削減、森林整備の促進を通して地元に貢献しているんですって。素晴らしいですね。

住所〒501-4304岐阜県郡上市明宝奥住3428-1
電話番号0575-87-2080
営業時間午前10時〜午後9時(最終受付は8時30分まで)
休館日毎週水曜日(祝日の場合は翌日)※スキーシーズンは変更あり
入館料大人(中学生以上)700円、小人(小学生)350円
※乳幼児、明宝食堂ゆうゆうのみ利用の方は無料
駐車場普通車30台 大型車駐車可
アクセス(車)東海北陸道 郡上八幡ICより国道472号線経由でおよそ30分
公式サイトhttps://www.yuseikan.com/

ドライブにはここもおすすめ【大滝鍾乳洞】

せせらぎ街道から少し外れますが、郡上をドライブするならぜひ立ち寄って欲しい場所がここ、「大滝鍾乳洞」です。郡上八幡の中心部から車で15分ほどの距離にある大滝鍾乳洞は総延長2kmに及ぶ東海地区最大級の石灰洞窟で、現在約700mほどの通路を一般公開しています。

天上界とな付けられた広間は圧巻。高い天井から無数に発達した鍾乳石群にしばらく立ち止まって見惚れてしまいました。鍾乳石は1cm成長するのに100年かかると言います。これだけの規模に育ち今なお成長し続けている鍾乳洞を目の前にし、太古から続く悠久の時へと思いを馳せずにはいられません。

大滝鍾乳洞の施設内には鍾乳洞以外にお食事処、石焼きバーベキューが楽しめる合掌造りのレストラン「若杉」、釣った魚をその場で焼いて食べられる釣り堀などもあります。また、もうひとつの鍾乳洞「縄文洞」では通路が迷路のようになっている特徴を生かし、真っ暗な洞窟内を手持ちの懐中電灯のみで探検するというミステリーツアーに参加できるんだそう。残念ながら訪れた日は営業してなかったのですが、大変面白そうなので日を改めて再訪しようと思います。

大滝鍾乳洞熟成酒を売店で見つけたのでお土産に1本購入。一年を通して温度湿度が一定な鍾乳洞の特徴を活かし、洞内で熟成させた純米酒だそうです。これ絶対美味しいやつですね。うちに帰ってからのお楽しみです。

住所 〒501-4205 岐阜県郡上市八幡町安久田2298
電話番号0575-67-1331 (FAX 0575-65-3950)
営業時間8:30〜17:00(最終受付は終了30分前)
駐車場乗用車300台
定休日12月26日〜1月1日、1・2月の平日
※2024年3月までは火曜日定休
(縄文洞は4〜11月までの土日祝の営業、夏休み期間は毎日営業)
アクセス(車)東海北陸道 郡上八幡ICから約15分
公式ホームページhttp://www.ootakicave.com/
大滝鍾乳洞  



大人 1000円

中人(中高生) 800円

小人(5歳以上〜小学生) 500円
縄文洞


大人(中学生以上) 500円

小人(5歳以上) 250円

旅のまとめ

今回は人気のドライブコース「せせらぎ街道」の入り口、郡上エリアをドライブしてみました。城下町の古い町並み、見どころ満載な道の駅、美味しい地元グルメにロケーション最高の日帰り温泉、と魅力の詰まった郡上エリア。少しずつ始まっている山々の色づきを見つけながらのドライブはとても楽しく、紅葉シーズンはもちろんのこと、緑息づく新緑の季節、真夏にはせせらぎに涼を求めて、冬には一面の銀世界を訪ねて季節を替え何度も訪れたくなりました。

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