地元ライター記事

2023.12.19

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「天空の城」越前大野城の雲海を見に行ってきた!

「天空の城」と呼ばれる、越前大野城の見どころをご紹介します。ぜひ足を運ぶ前にチェックしてみてください。

越前大野城とは

越前大野城は、福井県大野市にあり、織田信長に仕えていた武将、金森長近が築いた城です。

標高約249mの亀山の上にそびえ、その堂々とした石垣や立派な天守には風格があり、大野のシンボルのような存在として、地元民からとても愛されています。

城の周辺は自然がとても豊かなので、春には桜、夏には鮮やかな緑、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々の美しい自然と城が織りなす景観も見どころです。

大野城と星

また、大野市は街の中からでも美しい星空が見られる場所でもあります。

天気が良く、月明かりの影響の少ない夜には、城の上空に天の川が浮かぶことも。

「天空の城」と呼ばれる理由

山々に囲まれた盆地の大野は、冬に近づくとよく朝霧が出ます。

濃い霧が広がり、雲海となって大野盆地を包み込むと、山の上にある越前大野城が雲海から顔を出すことがあります。

その姿が雲の上に城が浮かんでいるように見えることから、「天空の城」と呼ばれるようになりました。

幻想的な景色が人気を博し、地元民だけでなく、多くの城ファン・写真家からも愛されています。

天空の城はいつ見られる?

10月から4月末頃までが天空の城シーズンとなりますが、中でも11月が最も出現しやすい時期といわれています。

ただし、上記の期間いつ行っても見られるわけではなく、湿度や気温、風など、様々な条件が重ならないと天空の城を見ることはできません。

天空の城が出現するのは、年によって大きく差があり、1年に10回〜20回程度とのこと。

下の写真のように雲海の様子が分かる、天空の城のライブカメラ(youtube)もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

越前大野城の雲海を見に行ってきた

筆者も「天空の城」をカメラに収めるため挑戦してきましたので、撮影スポットの行き方と共にご紹介します。

撮影スポットへの行き方

天空の城は、越前大野城のある亀山から少し離れた、「犬山」という山の中にある「天空の城撮影スポット」から見ることができます。

撮影スポットに行ける登山口は複数ありますが、今回は近くに駐車場もあって便利な「鍬掛登り口」をご紹介。

こちらの「ホームセンター パルス」の駐車場が、天空の城撮影スポットに行くための駐車場として利用できます。

パルス駐車場

車をとめたらホームセンターを背に左手の、トンネルのある方へと歩きます。

天空の城 のぼり口

まっすぐ歩いていると、トンネルの脇に登り口があります。

看板

さて、この撮影スポットへの山道ですが、亀山と違って、歩きやすいように道が舗装されていません。

(写真:大野市提供)

雨が降った次の日は滑りやすく、勾配もあるため、トレッキングシューズなど滑りにくい靴でお越しください。

冬は積雪もあるので、しっかり対策をとってください。

また、虫除けやクマ対策グッズの用意もあると安心です。

天空の城撮影スポットから撮った写真

(写真:大野市提供)

今回、筆者が挑戦しましたが、残念ながら天空の城を見ることができませんでした。

条件が揃い、天空の城が出現すると、こんな写真が撮れるそうです。

とっても幻想的です。ぜひいつか、この目で見てみたいですね。

越前大野城の見どころは

続いて越前大野城の見どころをご紹介します。

麓から天守までの距離は、徒歩20分程度。

越前大野城がある亀山は車で登ることができないので、周辺の駐車場に車をとめて歩いて行きます。

天守には、城に関わる歴史の資料や物品が展示されており、こちらも見応えがありますが、今回はその他の見どころをご紹介します。

お福池

天守の近くにある「お福池」。金森長近の正室、お福の名前が由縁だそうです。

紅葉と、池で泳いでいる魚が美しいですね。

百間坂

昔、侍たちが本丸へ行くために通っていた道。木々に囲まれた道が続くので、心地よいです。

西国33ヶ所石仏

北口からの登山道には、観音さまがずらりと並んでいます。

初めて通った時は、ちょっと怖かったのですが…今回は、ひとつひとつ見てみたら、それぞれのお姿に個性があって楽しめました。

「亀山観音石仏」「三十三観音」とも呼ばれているそうです。

金森長近公像

初代城主である金森長近の像です。天守のすぐ近くにいらっしゃいました。

貫禄があります。

土井利忠公像

幕末の大野藩の藩主である、土井利忠の銅像。大野藩の財政再建に力を尽くされたそうです。

鳩門(現・光明寺山門)

こちらは移築されたため、城から少し離れた「光明寺」というお寺にあり、元々は大野城二の丸の正門だったそうです。

お寺の雰囲気と相まって、風格があります。

不明門(現・真乗寺山門)

こちらも移築されたため、「真乗寺」というお寺にあるのですが、元々は大野城本丸にあったそう。

土井家の家紋がついていました。

駐車場やアクセスについて

亀山の周辺にはいくつか駐車場がありますが、越前大野城に行く場合は、「結ステーション多目的広場駐車場」がおすすめです。

亀山の登り口からすぐの場所にあり、トイレやご当地お土産ショップ(後ほど詳しくご紹介します)、また無料休憩所もあります。

無料休憩所である「藩主隠居所」は、美しい庭園と、心地よい和の空間を楽しめるので、筆者もとても気に入っています。
城探訪の前後に、ぜひ利用してみてください。

越前大野城へのアクセス情報

住所〒912‐0087 福井県大野市城町3‐109
電話番号0779-66-1111 (大野市観光交流課)
営業時間4〜9月:9:00~17:00
10〜11月:9:00〜16:00
休館日12月1日~3月31日
駐車場結ステーション多目的広場駐車場
南側 大型バス8台、普通乗用車46台
北側 普通乗用車57台
アクセス越前大野駅から徒歩30分
中部縦貫自動車道 大野ICより車で約10分
登城口より越前大野城までは徒歩で約10~20分
※ 城には車で登ることはできません。
入館料大人:300円( 30名以上の団体:150円 )
( 障害者:150円 )
( 年間:700円 )
小人:無料 ( 中学生以下 )
公式サイトhttps://www.onocastle.net/

同じく結ステーション内にある、お土産ショップ「結楽座」。

こちらには、地元農家が育てた新鮮なお野菜や加工食品、お土産にぴったりな菓子や地酒など、大野の名物がたくさん取り揃えられています。

結楽座

個人的におすすめなのが、日本酒コーナー。大野市には酒蔵が3つもあり、結楽座では全ての酒蔵の日本酒が並んでいるため、見ごたえがあります。

筆者も日本酒好きなのですが、大野の日本酒は名水の地なだけあり、すっきりと飲みやすいものが多いので、とてもおすすめです。

日本酒好きの方はぜひ、お土産に買ってみてくださいね。

結楽座のアクセス情報

住所〒912‐0083 大野市明倫町3-28
電話番号0779-69-9200
営業時間9:00~17:00
定休日年末年始(12/29~1/2)
駐車場結ステーション多目的広場駐車場
南側 大型バス8台、普通乗用車46台
北側 普通乗用車57台
公式サイトhttps://www.h-onoya.co.jp/about/tourism.html#tourism
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