地元ライター記事

2024.02.05

601 View

世界遺産白川郷に泊まる!1日1組限定のお宿「山本屋」

 世界遺産「白川郷」へ 

白川郷とは、岐阜県大野郡白川村にある合掌造りの集落です。1995年に富山県の五箇山と共にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。

日本のふるさとの原風景とされ、国内はもちろん海外からも観光客が訪れる場所となっています。さらに、白川郷は人が住み続けており、再現されたのではなく、住みながら文化を地域を守っています。

 合掌造りとは? 

合掌造りとは、山型の茅葺き屋根で、『合掌』をしている姿に似ていることから名付けられたと言われています。また、養蚕のために広い屋根裏が必要だったそうです。

 白川郷の合掌造りの民宿に宿泊 

そんな合掌造りが建ち並ぶ白川郷。散策するだけでも楽しいのですが、今回は集落内での宿泊を体験してみました!

 今回泊まる合掌造り民宿「山本屋」

白川郷には宿泊できる合掌造りがあります。その一つが今回お世話になる「山本屋」さんです。
冬季はお宿、それ以外の時期は飲食店を営んでおられます。

宿泊は毎年、11月ごろから予約受付を開始。1日1組限定(最大6名まで)という特別感。築250年ほどの合掌造りを一人占め!

3代目の山本桂諒さんと奥様にお話を伺いました。

 館内や客室を紹介 

お宿の玄関には宿泊施設の目印の提灯が。

館内に入ると、さすが文化遺産といった奥ゆかしさもありつつ、どこか懐かしく感じる雰囲気の漂う空間。

趣のある客室。


お食事をいただく場所「おもや」の部屋へ行ってみると…。
まず目に入ったのが大きな窓。その奥に見える周りの合掌造り。まるで自分が昔話の世界に入ってきたと錯覚させるくらい引き込まれました。


さらに、囲炉裏もあります。なんと山本さんは囲炉裏でコーヒーの焙煎をされているのだとか!
「コーヒー豆を煎ると、煙が出て、その煙が防菌・防虫効果があって茅葺き屋根を守るといわれています。」
山本さんが教えてくださいました。火を焚くことが少なくなった現代ですが、こうして暮らしの中で建物・文化を守る術があることに驚きました。

囲炉裏の周りにはコーヒー豆が。

白川郷の合掌造りに住んでいる人たちは『暮らしと文化』を大切にしており、この地で暮らしていることに誇りを持っているそうです。

 お食事に舌鼓。 

山本屋の夕食はこちら。

報恩講(ホウオンコウ)料理と呼ばれるいわゆる精進料理をベースに考案されたメニュー。
なるべく手間ひまかけたものを、日本の文化を、取り入れたメニューにしたいという思いがあり、地産地消のものや有機野菜を使うなどこだわっています。

日本らしさが詰まった料理は、優しくそれぞれの食材を楽しめるお料理でした。

 お宿周辺を散策

一泊の後、周りを散策。
山本屋さんの近くには、合掌造りの中を見学できる施設がいくつもあります。

『長瀬家』
開場時間:9:00〜17:00
入場料:大人400円 小人200円

さらに進むと、合掌造りの家屋がカフェになっているお店を発見!
入ってみるとレトロなコーヒーカップがたくさん飾られていました。
コーヒーを頼むと、「お好きなカップをお選びください」と!湧水で入れたコーヒーに、囲炉裏で温めたぜんざい。この時は売り切れていましたが、ランチはカレーも人気だそうです。

左:店全体に飾られたカップ。中央:ぜんざいは囲炉裏から。

『喫茶 落人』
営業時間:11:30~16:00

 冬の白川郷はライトアップもおすすめ 

©白川村役場

雪で真っ白になった白川郷が、冬はライトアップされます。ライトアップイベントは完全予約制となっているので、お見逃しなく!

※2024年開催の予約は終了いたしました。

【お問い合わせはこちら】
一般社団法人 白川郷観光協会
TEL.:05769-6-1013 (9:00~17:00)
FAX:05769-6-1716
〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町1086
白川郷バスターミナル内

おわりに

世界遺産の中で泊まってみて、そこに暮らす人たちの想いが先祖代々受けつがれたおかげで、今の白川郷があることを身に染みて感じました。

そこに今もなお根付く暮らしを、宿泊して体験してみるのも素敵ですね。

煤と棲む 山本屋
住所〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町775
電話番号05769-6-1064
チェックイン/チェックアウト15:00~/10:00~
予約可能組数一日一組限定(12月上旬~4月中旬)
ランチ営業期間4月中旬~11月
11:00~売切れ次第終了
駐車場あり
公式Facebookhttps://www.facebook.com/people/煤と棲む-山本屋/100063670655096/

一覧に戻る
TOPへ