地元ライター記事

2026.02.18

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岐阜で温泉付き雪中キャンプ!平瀬温泉キャンプ場と大白川温泉しらみずの湯で冬の極上体験

岐阜を代表する豪雪地帯、白川村に一年中営業している穴場的なキャンプ場があるのを皆さんはご存知でしょうか?近くには平瀬温泉もあり、標高約600mに位置するため涼しく夏も人気のこのキャンプ場ですが、本領を発揮するのは本格的に冬を向かえる雪中キャンプシーズンです。今回はそんな平瀬温泉キャンプ場(正式名称:さくら街道白川郷 ひらせ温泉キャンプサイト)で体験できる極上雪中キャンプ体験についてご紹介したいと思います!

冬の白川村で非日常を体験!雪中キャンプの魅力とは?

見渡す限りの雪景色、澄んだ空気の中で爆ぜる焚き火の音、雪を眺めながら静けさを楽しむキャンプ、手が届きそうな冬の星空、雪に埋めて冷やすビール、薪ストーブ、雪の中でキャンプという非日常。多くのキャンパーにとって雪中キャンプは憧れのシチュエーションなのではないでしょうか?

【キャンプ場紹介】平瀬温泉キャンプ場の魅力

平瀬温泉キャンプ場(正式名称:さくら街道白川郷 ひらせ温泉キャンプサイト)は、白川村にある雪中キャンプが楽しめるキャンプ場です。冬には毎年遠方から熟練雪中キャンパーが訪れるキャンプ場でありながら、グループ向け、ファミリー向け、ソロキャンパー向け、上級者向けと様々なサイトを完備し、設備もしっかり整っています。

豪雪地帯ならではの静寂と美景

まず一番の魅力、それはやはり豪雪地帯であること。ひとたび雪が降ればあたりは一面銀世界となります。

こちらは上級者向けの非圧雪サイト。自然のままの雪原です。キャンパーはまず雪を踏み固めて自分のサイトを作るところからスタートします。

ソロキャンパーに人気の林間サイトでは、まわりを木々に囲まれ静かに自然を満喫できます。雪が降った直後には木立が綿帽子をかぶり、一面に白い花が咲いたかのような景色が広がります。

キャンプ場の横を流れる庄川。夏には絶好の釣りポイント、川遊びポイントとなるこの川も、雪シーズンには静かなせせらぎが冬景色をいっそう際立てます。

初心者でも安心

上級者から初心者雪中キャンパーまで幅広い層が楽しめる平瀬温泉キャンプ場。ここでは特に初心者におすすめな理由を4つご紹介します。

おすすめ理由その①【サイト横に車が停められる】

一部不可なサイトもありますが、ほとんどの場所が幕営場所近くに駐車スペースが設けられています。荷物運びがとても楽になり、慣れない雪上での移動が最小限で済むのはかなりありがたいです。

おすすめ理由②【サイト内が圧雪されている】

上級者向けサイト以外はテントを張るスペースはしっかり圧雪してくれています。初心者のうちは、慣れない雪上でのテント設営に思った以上に時間がかかるかもしれません。最初から圧雪されているサイトというのは設営時間短縮になり、本当に助かります。

おすすめ理由③【AC電源付き(15A / 1500W)のサイトがある】

雪中キャンプ初心者にとって強い味方、AC電源!屋外用(防雨型)の延長コードを用意してホットカーペットや電気毛布を使用すれば、手軽に寒さを凌げます。

おすすめ理由④【スタッフが親切】

ひらせ温泉キャンプサイトのスタッフさんはとても親切です。初めての雪中キャンプで分からないことや不安なことがあれば遠慮なく質問してみてください。親身になって相談に乗ってくれますよ。

星空観察にも最適なロケーション

写真提供:さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト

冬は空気が澄んでいるので星がよりはっきり見えるといいますが、ここから見る夜空はとにかく美しいです。雪原で見上げる冬の天の川や星の瞬き。満月の夜には月明かりに照らされた雪が薄白く輝き、昼でも夜でもないような不思議な明るさに包まれます。

【冬でも安心】設備・持ち物・防寒対策ガイド

雪中キャンプを楽しむには、万全の準備が必要となります。ここからは雪中で必要なアイテムや防寒グッズについてご案内します。また、キャンプ場の設備についても気になるところだと思いますのでそちらもご紹介します。

レンタル・水場・トイレなどの設備

ひらせ温泉キャンプサイトではレンタル品の取扱がなく、必要な道具は事前に揃えておく必要があります。WEBで申し込むとキャンプ場まで配送してくれるサイトもあるので、そういうサービスを利用するのもいいですね。

hinataレンタルhttps://rental.hinata.me/

【受付・売店】

売店内には着火剤やカップ麺などを販売しています。種類は少ないですがアルコール類も購入できます。薪は針葉樹、広葉樹両方の取扱ありです。

【炊事場・お手洗い】

炊事場は広く綺麗です。今は水しか出ませんが、2026年春にはお湯も使えるように改装するそう。ますます便利になりますね!トイレも綺麗でこちらも同春にはすべて洋式に改装されます。

ゴミは指定のゴミ袋を購入すれば回収してもらえます。また、連泊する人向けにコインランドリー(有料)も完備しています。

雪中キャンプの必需品・便利な防寒グッズ

以下は実際に今回私が雪中キャンプで使用した道具一覧です。参考にしてみてください。(電源、暖房器具を使わない必要最低限の装備となります。)

住居空間・テント(山岳用ダブルウォールテント)
・ヘキサタープ
・雪用ペグ
・グランドシート
・チェアー
・キャンプラック
・ミニテーブル
・ランタン
焚き火台関連・焚き火台
・焚き火シート
・火バサミ
・耐熱グローブ
・焚き火リフレクター
・着火剤
調理関連・ケトル
・シェラカップ
・マグカップ
・ガスバーナー
・ナイフ
・アルミ鍋
・コッヘル
・トング、お玉
・高山用OD缶
・茶器

今回は使用しませんが、テント内で暖をとる場合は一酸化炭素中毒防止のため一酸化炭素チェッカーも準備しましょう。

寝具・登山用3シーズン対応シュラフ(ダウン)
・軽量エアマット
・シュラフカバー
・サーマレストマット
就寝時の暖取りアイテム・湯たんぽ・ナルゲンボトル

【服装】

・ニット帽(耳まで覆うタイプ)・ストール(ネックウォーマー)
・メリノウールのインナー上下・ネルシャツ
・インナーグローブ(薄手のウール素材)・フリースジャケット
・防寒パンツ(裏起毛)・メリノウールの靴下(登山用)
・フード付き防寒ジャケット(スノーボード用)・スノーブーツ

雪中キャンプ設営やその他雪遊びをすると思った以上に汗をかきます。汗冷えしてしまわないようにインナー類は吸湿速乾性に優れたメリノウールがおすすめです。

【あると便利な防寒グッズ】

・防水グローブ・難燃性ブランケット
・カイロ・サーマレスト座布団
・インナーグローブ・ダウンの靴下

AC電源やポータブル電源を利用する場合は、電気毛布やホットカーペット、セラミックファンヒーターなどの防寒グッズも便利です。

雪中キャンプ初心者向けアドバイス

【焚き火はできるだけ楽しよう】

焚き火はキャンプの醍醐味ですが、暖をとる目的の場合は少ない労力で素早く火を育てましょう。雪や風でなかなか火が安定しないこともあるので着火剤は水濡れにも強いものを多めに準備。 また寒冷地では電子式ライターが使えない場合があるので、フリント式のものや、マッチ、ファイヤースターターなどを準備しておくと安心です。

また、焚き火だけでは正直寒いです。焚き火で暖をとる場合は焚き火リフレクターを使い焚き火の効果を最大限にいかしましょう。

【キャンプラックやグランドシートが大活躍】

雪中でキャンプをする場合、地べたに直接ものを置くと濡れてしまいます。濡らしたくないものや薪はラックやシートの上に置きましょう。

【ペグは雪用ペグの他、長めのものを数種類準備】

ペグは雪用のものを準備しましょう。スノーペグなら大体の雪質に対応できます。普段使用しているペグもクロス打ちにすれば有効なこともありますが、使う数が倍になるので多めに持ってくる必要があります。ペグを雪に埋めて使用することもあるので目立つ色だと紛失防止に。また、積雪が少なく地面にペグが届く場合は長めの鍛造ペグが活躍します。

【角スコップは必需品】

ペグを埋めたり掘り出したり、雪が豊富な場合は雪で風よけの壁を作ったりと何かと出番の多い角スコップ。キャンプ場では貸出も行っていますが数に限りがあります。車がスタックした時や雪に埋もれたときにも活躍するので準備しておくと安心です。

【ポールを立てる場合は小さい板などを準備しておこう】

雪に直接ポールを立てると重みで徐々に雪に沈んでいってしまいます。下に敷く板などを用意しておきましょう。

【ガス缶は寒冷地用のものを】

寒冷地では通常のCB缶は使用できません。ガスバーナを使う場合はパワーガスや寒冷地用のOD缶が必須です。  

【体が温まるものを口にする】 

夜はとにかく簡単に調理できる温かいものを食べましょう。

アツアツおでんをつまみに熱燗、最強の組み合わせです!                 

甘いお酒が好みならフルーツやはちみつを足したホットワインがおすすめです。あと売店で販売している“結旨豚(ゆいうまぶた)”の超粗挽きフランクフルトが感動するほど美味しいので、こちらも是非食べてみてください。

【食材や液体の保管に注意】

水気を含む食材や液体は保管は凍結防止のため保冷バックやクーラーボックスを使用しましょう。

【リチウムイオン電池は寒さに弱い】

リチウムイオン電池使用の充電式アイテムは氷点下で使用すると通常より早くバッテリーを消耗します。充電式のランタンを使う場合は予備を用意し、モバイルバッテリーやポータブル電源も準備しておきましょう。

ひらせ温泉キャンプサイト
住所〒501-5503
岐阜県大野郡白川村大字長瀬字あまちの上766-1
冬季の営業時間受付:13:00〜16:00(アーリーチェックイン希望の場合は前日に要問い合わせ)
売店:9:00〜16:00
利用料金・【入園料:大人500円、子ども300円】
・【A区画サイト(広々・ファミリー向け、AC電源付き)】
 サイト料6500円
・【B区画サイト(中型・ファミリー向け、ペア向け、AC電   源付き)】
 サイト料5500円
・【オートフリーサイト(グループ・ファミリー向け)】
 車1台3000円+ゴミ回収費100〜200円
・【林間サイト(ソロキャンパー向け)】
 車1台3000円+ゴミ回収費100〜200円
・【Fサイト(上級者向け、深雪エリア、圧雪なし)】
 車1台1000円+ゴミ回収費100〜200円
電話番号090-1782-0455(受付時間:平日9:00〜17:00)
公式サイトhttps://hirase-camp.com/

【徒歩ですぐ】大白川温泉しらみずの湯で“ととのう”時間

キャンプ場から徒歩約10分(車で)の距離にある天然温泉、大白川温泉しらみずの湯。“子宝の湯”として親しまれる泉質で浸かればじんわりと温まる冬にピッタリな温泉です。雪中キャンプ後の立ち寄り湯としても最適ですね。

写真提供:大白川温泉 しらみずの湯

館内は広く、男湯には檜湯、女湯には泡風呂など趣向の異なる浴槽が数種類あり楽しめます。

写真提供:大白川温泉 しらみずの湯

露天風呂もあり、冬には雪見露天を満喫できます。体の芯から温まる温泉なので外のひんやりした空気が心地よく、のんびりと湯に浸かれますよ。

すったて汁
鶏ちゃん定食

お食事処もあり、岐阜県民のソウルフード「鶏(けい)ちゃん」や、白川村の郷土料理「すったて汁」などが味わえます。

キャンプ+温泉=割引券アリ!

キャンプ場宿泊者には入浴料の割引も。大人700円→600円、小中学生400円→350円となります。

大白川温泉しらみずの湯
営業時間11:00〜20:00(最終受付19:30)
お食事処11:00〜14:00 / 15:00〜20:00(LO19:00)
定休日水曜日、第2・第4火曜日(祝日営業、翌振替)
利用料金大人:700円、小中学生:400円、乳幼児:無料
タオル(販売)200円 / バスタオル(レンタル)200円
駐車場あり
電話番号05769-5-4126
公式サイトhttps://www.hidahakusan.jp/spa/

番外編:一棟貸切貸別荘“ひらせ温泉ゲストハウス”

ひらせ温泉キャンプサイトには別館として貸別荘があります。こちらは源泉かけ流し温泉付きの一棟貸し別荘で10 名まで宿泊が可能。雪景色は満喫したいけれど寝るときは快適な室内で眠りたいという方は、こちらに滞在するのがおすすめです。

自然と調和した和モダンな内装で、バーカウンターがある一角も。寝室も広くベッドはふかふかです。

檜風呂など、源泉かけ流しの温泉がプライベート空間で楽しめます。

アクセス・予約方法・注意点まとめ

【平瀬温泉エリアへのアクセス】東海北陸自動車道白川郷ICより車で20分(名古屋方面からの場合は荘川ICより158号線経由で30分)

【予約は電話か公式LINEから】

電話番号090-1782-0455
(受付時間:平日9:00 〜 17:00)
LINE ID
https://lin.ee/n0E72xTX

【訪れる際の注意点】

ひらせ温泉キャンプサイト周辺にはスーパーやコンビニがありません。食材などの買い出しは高速道路に乗る前に済ませておきましょう。また、白川村は雪深い地域です。キャンプ場を訪れる際はスタッドレスタイヤの装着が必須です。(オールシーズンタイヤでは不十分。)その他スノーブラシやスクレーパーなど雪国で運転する際に必要な装備は整えておきましょう。もし大雪予報の場合は潔く予定をとりやめましょう。

まとめ:静けさと温もりに包まれる、冬の白川村ステイ

今回私が訪れた時期はまだ雪が少なく、雪を生かしたキャンプは叶わなかったのですが、たくさん積雪があるタイミングならかまくら作りや、スロープを作ってそり遊びなどもできちゃうそうです。日中は大自然の中思いっきり雪遊び、暗くなれば焚き火を育て、更け行く夜の静けさを楽しむ。そして最後は冷えた体を温めてくれる天然温泉でととのう。冬の白川村でとっておきのアウトドアステイ、みなさんも是非体験してみてください!

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